Vagrantで最初に使うコマンドについての覚書
- 今後、記録と備忘録を分けて行くことにした
- 前回のエントリから備忘録的記述を分岐
- 2019/11/20更新
- 2020/7/26更新
- 2021/5/26更新
参考
UdacityのYoutube
概論
- 仮想の開発環境を構築する為の仕組み
- 同時に動かす仮想環境は一つだけにした方が良い。
- 仮想化(Virtuarization)の際には必要な時に必要なボリュームを用意するプロヴィジョニング(Provisioning)を考慮する事が重要。
良く使うコマンド(仮想環境外)
下記は仮想環境を作りたい(作った)フォルダの中で実行するコマンド。
仮想環境の中で実行すると下記の様なエラーが出る。
vagrant@vagrant-ubuntu-trusty-64:/vagrant$ vagrant status The program 'vagrant' is currently not installed. To run 'vagrant' please ask your administrator to install the package 'vagrant'
これはvagrantがどっか行っちゃったのでは無く、今正にvagrantの中に居るので、その仮想環境内にはvagantは無い、と言う事。
俺の中に俺はいない、と言う哲学的な話でしょうか。(多分違う)
(1)vagrant up
1番最初に使う環境を整える為のコマンド。vagrantのフォルダに入ってからターミナルで実行する。
(2)vagrant ssh
- 仮想環境にアクセスする為のコマンド。もっとも使うコマンドでもある。
- あくまで仮想環境なので実際のlocalフォルダにはない。terminalのコマンドcdでvagrantのルートフォルダに移動する際には、”/“から始まる”/vagrant”で移動する。
- 仮想環境”/vagrant”のフォルダと、Mac内のvagrantのフォルダは同期される。
ここは我ながら忘れがちなポイントだが、vagrant sshで仮想環境に入っただけでは身動きが取れないので注意。”ls”コマンドで移動先を探そうとしても何も出てこない。
まずは”cd /vagrant”のコマンドでルートフォルダに移動してから始めて活動出来るイメージ。(2021/5/26追記)
(3)vagrant halt
- 仮想環境の終了。
- 仮想環境の/vagrantフォルダではなく、Mac内のvagrantフォルダで実行するコマンド。別ターミナルを開くなりしてvagrantに移動してそこで実行する仮想環境が閉じる。
- 仮想環境の中、/vagrantフォルダから終了する場合は”exit”と打ち込むか「ctr + D」
- 上記の終了方法(”exit”と打ち込むか「ctr + D」)はvagrant suspendと同様の行為。このコマンドで出た後、改めてそのフォルダ内でvagrant haltで完全終了(2020/7/26追記)
(4)vagrant up
- 一度環境を作ったフォルダで再度ログイン。
- 2回目なので早めに終了する。
- Vagrant haltで終了した時も、次のVagrant suspendで終了した時も開始は同じvagrant up。
(5)vagrant suspend
- 一旦停止
- 停止後再upしたら”==> default: Resuming suspended VM”と出てすぐ再開かと思いきや、一からのupとそれほど時間は変わらなかった。これはVMwareでもsuspendの回復ではそれなりに時間がかかったのと同じかもしれない。
- と言う事で、時短ではなく作業途中のまま置ける、と言うイメージ。
このコマンドもhaltと同様に仮想環境ではないvagrantのフォルダ内で実行。(ここのコマンド全部同様なので削除 2019/11/20)
(6)vagrant status
- 仮想空間の状況を確認するコマンド
- vagrant up直後はこのコマンドで使用システム、Memory usage等のstatusを確認出来る
- vagrant sshの後は使えなくなる。
(7)vagrant destroy
- 作った仮想環境を破棄するコマンド
- ハードドライブのフォーマットの様なコマンド
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